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『最近面白かったこと(リベンジ編)』(小説) [小説]

『最近面白かったこと(リベンジ編)』(小説)


 ふと見た光景が頭の中に残って思い出される。
 そんなことが、たまにあります。
 今回のそんなふと見た光景は、ほほえましい出来事でした。

 先日「最近面白かったこと」をテーマに作文を書いたのですが、
 出題者(久美沙織さん)の意図を組み過ぎて書いたため、書いている自分が
嫌な気分になりました。

 書いていて気分が悪くなる書き物なら書かない方が良い、僕はそう思います。
 まぁ、シニカルに捉えすぎてしまった、自分が悪いのかもしれませんが。

 あれを書いているときにシニカルじゃない、本当に面白かったこと
を書きたいと思ったんです。

 自分はニヒリストですが、ひねくれ過ぎも好きじゃないです。
 素直が一番って思うときがよくあります(自分には無理ですが)

 変な意味でなくバカには勝てないって思っています
 ストレート野郎ってスゴイのです。
 成功者ってストレート(おバカ)野郎が多いです
ていうか、バカじゃないと実践できないことってたくさんあります。
 で、実践しないと成功は無い。
 小利口では大成しないと思います。小利口の俺には無理な話です。


 おっと話がそれました。
「最近、出会えた面白かった光景」
 千葉県某市で実施している『心の不安を改善する講習会』に出席しているのですが、
その講習会に始めて来たおばぁちゃんがいました。
 おばぁちゃんの想像していたものと全く違ったようで
『わけがわからない困ったよぉ~』って顔で、隣の女性に声をかけていました

 遠目で見ていた僕の目には年配の方の知らないことへの嫌悪感と動揺が出ているのかな・・・・って感じました。(ちょっと近寄りたくないって思いました)
でも、その話しかけられた女性の方は、そのおばあちゃんの話を優しく聞いてアドバイスをしていました。
 スタッフでも無いのに優しい人だな・・・・って、俺には出来ないなって素直に思いました。
 こんな優しい人がいるなんて地球もまだまだ捨てたもんじゃないなって上から目線で思いました。
(実は、ちょっと感動してたんです)

 俺は優しいふりして優しくないのです(なんせ、優しいふりだけなので)

 俺だったら、適当にうなづいて「そうですね」と言い放ち、無になる(静かになる)瞬間を楽しむ感じにしてしまう気がする(俺って冷たい人間なので)
 その光景を優しさに満ちているなぁ~って思ったんです

 ふと、まわりをみると、この講習に出ている人は優しい人が多いなぁ~と思った

 逆に考えると、世の中の穢れに対応できていない人の集まりなのかもしれない・・・・
「無邪気」「白」「染まっていない」「優しい」「おとなしい」「静か」
という言葉が頭の中をよぎりました。


 世の中って思ったいじょいうに汚れているって感じています。
 その汚れをある程度、我慢しなければ生きていけない。
 我慢できなかった人、我慢し過ぎて破綻した人
 そんな人の集まりのような気がします。

 しかし、俺にはとても居心地が良い場所です。
 この空気感って奇跡的に出来上がっている気がする。
 短いつきあいになると思うが、この空間と時間を堪能し大切にしようと思う。

 久しぶりに心が優しくなりシミジミと面白かったことです。
 ・・・・・思ったよりまとまりが無い、リンベンジ失敗か(苦笑)

※小説の続きは2・3日お待ちください(誰も待っていないかも)



タグ:小説 執筆
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三話目、カップル誕生 [小説]

題:スキル『トイレ召喚』はひどい!
三話目、カップル誕生

 コギャル(聖女)とのおしゃべりは楽しかった。
 コギャルも楽しいらしく毎日来てくれた。
 地下牢だけど鍵なんかかかっていないから、自由に入ってくるコギャル

コギャル「あのさ~、ショウタって呼んでいいかな?」
ショウタ「いいよ。俺は何て呼べば良いかな?」
コギャル「・・・ルミって呼んで」
ショウタ「ルミちゃん」
コギャル「ルミで良いよ。呼び捨てで・・・」
ショウタ「カップルみたいだね」

 思わず顔が赤くなる二人・・・・・

コギャル「また、明日」
ショウタ「待ってるよ」

○次の日

 ルミ(聖女)が落ち込んでいる。
ショウタ「どうした? 何かあった?」
ルミ「明日、戦場に行くことになったの」
ショウタ「・・・・・」
ルミ「・・・怖いの」
ショウタ「無理するな嫌なら行くの止めた方がいいよ」
ルミ「私は聖女なんだ」
ショウタ「聖女なんて関係ない。ルミは俺の大事な人だ。無理するな、嫌なら行くな」

 ルミは走って地下牢を出て行った

 次の日、ルミは来なかった・・・・そして3日後
 ルミが来た。コギャルっぽくない悲壮な表情だ。
ショウタ「大丈夫か」
ルミ「戦争は悲惨・・・・戦場は血だらけだった」

 ショウタはルミを慰めた。

 その時、兵士がルミを探しにやってきた。

 俺は叫んだ「トイレ召喚」
・・・・洋式の水洗トイレ。二人だと少し狭い。

ルミ「ここって?」
ショウタ「俺のスキル『トイレ召喚』」
トイレポイントで「ティッシュペーパー」を購入し、ルミに渡した
ルミ「ありがとう」

 ルミが可愛すぎて、俺はルミを抱きしめた。
 ルミも俺にしがみつく。そのまま、見つめ合いキスをする二人。

ショウタ「こんな場所でゴメン」
ルミ「大丈夫、綺麗なトイレだから」
ショウタ「もうすぐ、温水洗浄便座(ウォ○ュレット)付けるから・・・」
ルミ「すごい、温水洗浄便座・・・うらやましい」
ショウタ「ルミも使う?」
ルミ「どうしようかな?・・・覗くでしょ」
ショウタ「目をつぶっているから・・・」
 ・・・笑い合う二人

ショウタ「あ・・・・・困った」
ルミ「?どうしたの?」
ショウタ「トイレしないと、ここから出れない」
 ルミ、大爆笑
ショウタ「まじだよ。トイレして掃除しないと、ここから出れない」

 とりあえず掃除をはじめる、ショウタ。ショウタを見て掃除を手伝うルミ。
 トイレが綺麗になった。
・・・・『チャージされました』『トイレの癒しが発動しました』
・・・ルミが光に包まれた
ショウタ「癒し??」
ルミ「あ・・・おしっこしたい」
 癒し効果でおしっこ出ちゃうって・・・・なんだそれ?
ルミ「もう、我慢できない」
 トイレにまたがる、ルミ

ルミ「こっち見ないで。音、聞かないで」
 目と耳をふさぐ、ショウタ

・・・ルミの毒素がおしっこと一緒に出ていく
ルミ「このトイレ最高」・・・ルミの顔が上気している

 トイレから部屋に戻る、二人
 兵士がルミを見つける。兵士に連れられて行く、ルミ

 兵士に連れ去られるルミを見つめる、ショウタ。

ショウタが叫ぶ「また明日、待ってる」
(続く)




タグ:執筆 小説
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